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大谷翔平が本拠地初打席で二塁打 「2番・DH」でカージナルス戦 MVPトリオが5得点

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平は28日、ロサンゼルスでカージナルスと本拠地開幕戦に「2番・指名打者」で出場。右肘手術で打者に専念する今季、いきなり二塁打を放って本拠地を興奮させた。

一回、1番ベッツの四球で無死一塁のドジャースの本拠地初打席。スタンドを埋めたファンはスタンディング・オベーションと大歓声でスーパスターを迎えた。マウンド上は元巨人の右腕マイコラス。初球はシンカーをファウル、2ボール2ストライクの5球目、外寄りに沈む97マイル(約155キロ)チェンジアップにうまくバットを合わせ、右翼線に二塁打。だが、二塁をオーバーランしてタッチアウト。三塁コーチの指示がうまく伝わらなかったようで、二回表のカージナルス攻撃中、ダッグアウトで長く三塁コーチと確認作業をしていた。

ベッツの一発の後、三回無死走者なしの第2打席は四球。五回1死走者なしの第3打席は外から入る87マイル(約139キロ)のスライダーをとらえて右前打。

試合は1番ベッツ、2番大谷、3番フリーマンのMVPトリオが大当たり。一回にはフリーマンが中前タイムリー。三回はベッツが2号ソロ、フリーマンが一塁に大谷を置いて1号2ラン。試合は六回を終えて6-1でドジャースがリード。

カージナルスはマイコラスが5失点で五回途中で降板。昨年のWBC、侍ジャパンで活躍したヌートバーは2日のオープン戦で肋骨骨折し、負傷者リストに入っている。

通訳を務めていた水原一平氏の違法賭博による巨額窃盗疑惑で落ち着かない中、大谷は本拠地初戦で複数安打と、10年契約、総額7億ドルのすごさを見せた。

原文出處 產經新聞