北朝鮮の朝鮮中央通信の報道全文は次の通り。
第2回軍事偵察衛星打ち上げ時に事故発生
朝鮮民主主義人民共和国の国家宇宙開発局は2023年8月24日未明、平安北道鉄山郡の西海衛星発射場から、偵察衛星「万里鏡1号」を新型衛星運搬ロケット「千里馬1型」に搭載して第2回打ち上げを断行した。
新型衛星運搬ロケット「千里馬1型」の1段目と2段目はいずれも正常飛行したが、3段目の飛行中、非常爆発システムにエラーが発生して失敗した。
国家宇宙開発局は非常爆発システムが非正常に作動した原因を早期に解明すると明らかにした。
国家宇宙開発局は当該事故の原因は各段エンジンの信頼性やシステム上、大きな問題ではないと説明し、原因を徹底的に究明して対策した後、10月に第3回偵察衛星打ち上げを断行するとの立場を表明した。
原文出處 產經新聞