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米倉涼子、27年所属した「オスカー」を3月末で退社


女優の米倉涼子(44)が24日、1992年8月から27年7か月にわたり所属した芸能事務所「オスカープロモーション」を今月末で退社し、独立することを電撃発表した。

主演ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」などを大ヒットさせた看板女優の退社。1970年の創立以来、50周年を迎えた「美の総合商社」に激震が走った。この日午後8時過ぎ、事務所がマスコミ各社に「ご報告」と題したファクスを送付して発表。理由について事務所関係者は「向上心が強く、新たな挑戦をしたいという意向を持っているので、快く送り出すことにしました」と語った。

別の関係者によると、以前から自分自身で仕事を選び、マイペースで活動していくことを望んでいたという。また、昨年春頃に頭痛やめまいなどの症状が出る低髄液圧症候群を発症したことも、将来について考えるきっかけになったとみられる。4月以降は個人事務所で活動する。

既に関係各所へ独立の報告を済ませており、米倉は今後の活動について「近日中にご報告をさせていただきます」とし「自分らしく頑張っていきます」と決意をつづった。

92年に審査員特別賞を受賞してデビューのきっかけになった「第6回全日本国民的美少女コンテスト」で米倉の才能を発掘した古賀誠一社長は「3月31日をもって専属所属契約満了につき、円満に弊社を退社することとなりました」と報告。「これまで事務所に信頼を置き、成長してくれた米倉涼子を誇りに思うと同時に、今後更なる飛躍を心より願っております」とエール。

オスカーでは昨年末、女優の忽那汐里(27)が退社し、今月にはモデルのヨンア(34)、タレントの岡田結実(19)が退社することが明らかに。米倉と並ぶ看板女優の上戸彩(34)、菊川怜(42)、武井咲(26)らは結婚、出産を経て子育てを優先しながら活動しているものの、大黒柱の米倉が独立するダメージはとてつもなく大きい。

原文出處 《體育報知》(スポーツ報知)