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旧統一教会幹部が突然、被害男性宅を訪れ「マスコミに出ないで」と繰り返し要望


元妻が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者で、多額の献金などによって家庭が崩壊したという高知県の橋田達夫さん(64)が18日、東京都内で記者会見し、家庭連合の幹部が自宅を突然訪れ、取材に応じないよう要望してきたことを明らかにした。橋田さん側は「言論を封殺しようとするもので社会的に許されない」として、抗議書を同日付で送付した。

抗議書によると、橋田さんは15日、勅使河原秀行・教会改革推進本部長が面会を希望しているとの連絡を受けた。橋田さんは断ったが、勅使河原氏は翌16日に自宅の敷地内に立ち入り、橋田さんに「1対1で話がしたい」「マスコミにはもう出ないでほしい」と繰り返し要望してきたという。

橋田さんは会見で「(面会を)断ったのに会いに来るのは非常識だ」と憤り、代理人の阿部克臣弁護士は「被害者が声を上げるのを阻止しようとしている」と批判した。

家庭連合は、勅使河原氏が橋田さんの自宅を訪れたことを認めた上で、「橋田さんから要請があったと思って自宅に伺った。直接、自宅を訪ねたことは申し訳ない」とコメントした。

原文出處 讀賣新聞

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