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先制の好機に大谷翔平、シンカー捉えた鋭い当たりがライトへ…マリナーズ戦


米大リーグは26日(日本時間27日)、各地で行われ、エンゼルスの大谷翔平は本拠地でのマリナーズ戦に3番指名打者(DH)で出場している。前日の同カードでは右中間に3試合ぶりとなる特大の16号本塁打を放って5試合連続安打を記録している。

マリナーズの先発は今季4勝7敗の左腕ゴンザレス。シンカーとチェンジアップを中心に操る左腕に対して大谷は通算19打数3安打、5三振と、数字上はやや打ちあぐねている印象があるが、昨シーズンの7月9日の対戦では、マリナーズの本拠地、Tモバイル・パークの右翼席最上段まで飛ばす推定飛距離141メートルの33号特大アーチを放っている。

エンゼルスの大谷翔平(25日、USAトゥデー)
エンゼルスは前日の試合では救援陣が乱れ、逆転負けで地区4位に後退した。巻き返しのためにも、大谷の上向きのバット、さらにはマリナーズ戦では今季6本塁打と相性の良い中心打者のトラウトらに期待がかかる。試合は、二回に死球を巡る両軍選手の大乱闘があり、騒然とした序盤となった。

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マリナーズ戦の初回、打席で笑顔を見せる大谷(USAトゥデー)

【第1打席】 一回一死一塁、左腕ゴンザレスに対してボールをじっくり見極め、フルカウントから四球を選ぶ。スイングしたのはフルカウントからの6球目のファウルのみ。

【第2打席】三回二死一塁、ここも走者を置いての打席となり、外角の際どいコースを見極めてストレートの四球を選ぶ。

【第3打席】五回、一死からワードが二塁打、トラウトが申告敬遠で一、二塁の先制好機。ゴンザレスの初球、シンカーを捉えた鋭い当たりは右翼手正面へのライナーとなり捕球された。惜しい当たりだった。二塁走者はタッチアップから三進。

原文出處 讀賣新聞

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