ウクライナのゼレンスキー大統領は7日、東部ドネツク州ポクロフスクの集合住宅にロシア軍による2発のミサイル攻撃があり、犠牲者が出たと明らかにした。クリメンコ内相によると5人が死亡し、31人が負傷した。ゼレンスキー氏は「ロシアのテロを止めなければならない」と訴えた。
ウクライナのマリャル国防次官は7日、東部の複数方面で激しい戦闘が続いていると述べた。
英国防省は7日、ロシア空軍が地上作戦支援に注力する一方、決定的な成果を得られていないとする分析を発表した。ウクライナ軍が6月に反転攻勢を始めた当初、同国南部でロシア軍ヘリコプターによる攻撃は効果的だったが、ここ数週間は成果を上げられていないようだと指摘した。
ウクライナのクレバ外相は7日、ブリンケン米国務長官と電話会談し、長射程の地対地ミサイル「ATACMS」の供与を求めたとX(旧ツイッター)で明らかにした。バイデン政権はATACMS供与について慎重に検討している。
原文出處 產經新聞