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大谷翔平が2発、イチローさんに並ぶメジャー通算117HR…ソロ7本のエンゼルス惜敗


米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平は4日(日本時間5日)のアスレチックス戦に2番指名打者(DH)で先発出場し、初回の今季23号先制本塁打に続いて、七回にはこの日2本目となる24号ソロ本塁打を右越えに放つなど、5打数3安打2打点の活躍。大谷の1試合2本塁打は6月21日以来。エンゼルスは大谷の2本を含む7本のソロ本塁打を記録して打撃戦となったが、7-8で敗れた。

大谷はメジャー5年目で通算117本塁打となり、メジャーに19シーズン在籍したイチローさん(マリナーズなど)の本数に並んだ。日本人トップは松井秀喜さん(ヤンキースなど)の175本。

前日の同カードに先発登板した大谷はベーブ・ルース以来、104年ぶりとなる「2けた勝利・2けた本塁打」の達成を狙ったが、1-1の六回に痛恨の勝ち越し2点本塁打を浴びて、この回途中で降板。3度目の挑戦も実らず、偉業達成はまたも持ち越しとなった。連続試合2けた奪三振も「6」で止まった。

打者としては3打数無安打。右腕をつったような違和感があったということで、大事を取って降板後の第4打席に代打を送られたが、この日は元気にスターティングメンバーに名を連ねた。

アスレチックスの先発は、今年のオールスター戦にも選出されたメジャー6年目の右腕、ブラックバーン。今季は6勝6敗で、大谷はこの試合前まで5打数2安打、1打点、2三振だった。エンゼルスは前回登板でメジャー初勝利の右腕、ジャンクが3回途中、6失点で降板した。

アスレチックス006 200 000=8

エンゼルス  111 101 101=7

【第1打席】一回、一死走者なし。カウント1-1からの3球目、外寄り直球を流し打って左中間に先制23号ソロ本塁打。4試合ぶりの一発となった。

【第2打席】先発ジャンクが大量6失点で逆転された直後の三回、先頭のワードの中越えソロ本塁打を受け、無死走者なしで打席に入ったが、1ボール、2ストライクから縦の変化球に、空振り三振に倒れた。

【第3打席】五回、一死一塁で中前打。やや内寄りのカットボールを弾き返してチャンスを広げたが、後続が倒れてエンゼルスは得点なし。

【第4打席】七回、二死走者なしで、右越えにこの日2本目のソロ本塁打。アスレチックスの3番手左腕スニードの2球目のスライダーを完璧に捉えた。大谷の1試合2本塁打は6月21日以来。

【第5打席】この回、モニアクのソロ本塁打が出て、1点差となり二死一塁。大谷の打席でアスレチックスは6人目の左腕パクに交代。初球のストレートを狙ったが、ショートフライに倒れて試合終了。

原文出處 讀賣新聞

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