三陸復興祈念ガラコンサート(幸せ出ずる国いわて実行委員会など主催)は3日、陸前高田市の高田松原津波復興祈念公園で開かれ、約550人が多彩なステージを楽しんだ。
同市の氷上太鼓と、東日本大震災で発生した流木でつくられた「津波バイオリン」の演奏がオープニングを飾った。戸羽太市長が「震災から10年がたった。鎮魂、追悼の思いとともにみんなが笑顔になれる場であってほしい」とあいさつし、来場者が1分間の黙とうをささげた。
晴天の下、歌手の手越祐也さんら7組が力強いパフォーマンスで観客を魅了。会場に向けた女優のんさんからのビデオメッセージも披露された。
原文出處 岩手日報