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反米サドル師派が第1勢力を維持 イラク総選挙、連立交渉へ


イラクの国営通信は11日、国会(定数329)総選挙の暫定開票結果として反米強硬のイスラム教シーア派指導者サドル師派が73議席を獲得、第1勢力を維持したと伝えた。新政権発足に向け、サドル師派が首相選出などの主導権を握る。単独過半数には至らず、連立交渉の進展が次の焦点となる。

サドル師は2003年のイラク戦争でフセイン政権が崩壊した後、民兵組織を率いて駐留米軍と武力闘争を展開した。過激派組織「イスラム国」(IS)掃討で駐留していた米軍の戦闘任務終了が今年12月に迫る中、完全撤退を求める声が強まる可能性がある。

原文出處 岩手日報

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