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FBI、9・11文書を開示 サウジ共謀確認できず


米連邦捜査局(FBI)は11日、2001年9月の米中枢同時テロに関連し、サウジアラビア政府の関与などを調べた捜査資料の一部を開示した。かなりの部分が塗りつぶされており、米メディアによると、サウジ政府の共謀を示す証拠は確認できないという。

遺族らの圧力を受けたバイデン大統領が3日に広範な機密指定解除を指示する大統領令に署名した後、最初の開示文書となった。

今回の文書は16ページで、2人のテロ犯に重要な支援を行ったとされる人々とサウジの在ロサンゼルス領事館関係者らの動きなどについて調べた情報が含まれている。

遺族らはサウジ政府の関与を示す資料があると主張。開示しなければ発生から20年の節目となる11日の追悼式典へのバイデン氏出席に反対するとし、機密解除を働き掛けていた。

原文出處 產經新聞

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