福岡市西区の住宅で業務用冷蔵庫の中から住人の高齢夫婦の遺体が見つかった事件で、県警は4日、死体遺棄の疑いで同居する次男で無職の松本淳二容疑者(59)を逮捕した。
県警や捜査関係者によると、容疑者は6月23日に自宅付近で目撃された後、行方が分からなくなっていた。聞き込みや防犯カメラを調べ、4日午前、京都市下京区内で発見、逮捕した。県警は死亡の経緯も知っているとみて調べる。
逮捕容疑は6月23日ごろ、かつて酒屋が営まれていた自宅の冷蔵ショーケースに父、博和さん(88)と母、満喜枝さん(87)の遺体を入れて遺棄したとしている。
親族から連絡を受けた県警が6月29日、遺体を発見。いずれも目立った外傷はなく、死因は不詳だった。同21日ごろに亡くなったとみられる。
原文出處 產經新聞