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「許すことできない」八代ミュージック&ギャラリー 八代亜紀さんのヌード付きCDで声明


2023年12月に73歳で死去した歌手の八代亜紀さんを巡り、八代ミュージック&ギャラリー(東京都目黒区)の大野誠社長は14日、ニューセンチュリーレコード(鹿児島市)が、20代の八代さんのヌード写真を特典に付けたCDを21日に発売するとしていることに関し、警察に相談のうえ「あらゆる手続きを進めている」との声明を発表した。

ニューセンチュリーレコードは、21日発売のCDを紹介するホームページで、八代さんの「フルヌード写真2枚」が掲載されているなどと宣伝している。

大野氏は声明で、新譜を「問題作品」と断じ、弁護士を通じて「照会書及び通知書」をニューセンチュリーレコード宛てに送付したと説明。14日までに回答や対応は得ていないとして、「刑事・民事を問わず、あらゆる手続きを進めている」と述べた。

声明はまた、警察への相談事項について、「死者の名誉棄損罪のほか、『フルヌード写真』に関するわいせつ物頒布等罪、解散法人において営業活動を行い収益を上げることの税法上の問題点等、あらゆる問題」が対象だとしている。

新譜を巡っては、「全ての女性アーティストは死後に自分の尊厳が踏みにじられる可能性に怯えながら活動していく」ことになるとして、発売阻止を呼びかけるオンライン署名活動も始まった。

大野氏は声明で、新譜の発売は「極めて不愉快な出来事であり、絶対に許すことのできないもの」だとし、八代さんの名誉を守るための支援を求めている。

原文出處 產經新聞